今回は、ロートアイアンのゲート(門扉、門)の扉センター付近にあるエンブレムに対して、リボンやバラ、草花の装飾を追加することで、より豊かに昇華させたケースをご紹介します。
ビフォー画像は装飾を追加するための下地となるサークルと、その中心にマンション名のロゴとなる「ℛ」だけをしつらえた、とてもシンプルなままのものでした。
これに対して、アフター画像をご覧いただければ明らかですが、お客様がデザインしたリボンをオリジナル製作し、また葉っぱ付きのバラもオリジナル製作、この他のパーツも組み合わせることで、エンブレムの見映えが劇的に豊かに昇華したことが、一目瞭然だと思います。
なお、シルバー色なのは、補修箇所・追加箇所に対して常温メッキ材を塗布した状態です。
この後、上から黒色で再塗装したり、または金色の差し色をしてみようかというアイデアも出ていましたが、仕上げ塗装を重ねて完成になります。
特に追加したバラに言えることですが、これらはすべて鉄製だということを忘れてしまうほど、リアリティがある装飾だと思いませんか?
元々オリジナリティ溢れるオーダーメイド門扉だったものを、さらに装飾を追加することで唯一無二のものに昇華させた、私どもの中でも大変珍しいケースではありましたが、とても楽しみながらの作業になりました。
オーダーメイドの醍醐味、いえ、極みになったかと思います。
なお、ここでご紹介しましたオリジナル製作のバラと葉っぱをセットにした装飾は、何点か予備のご用意があります。
後日、在庫処分セールに出しますので、また改めてご紹介します!
皆さまも是非!
記事:ロートアイアンデザイナーT