祝!昨日7月1日、世界最大・最高峰のサイクルロードレース、ツール・ド・フランス2023が開幕しまして、21日間の熱い戦いが始まりました。
初日はスペイン、バスク地方最大の都市、ビルバオをスタート、ビルバオにゴール。かなり異例の、初日から山登り満載という大変なコース設定で、荒れるのかと思いきや、全体的には落ち着いたレースだったと思います。
優勝候補トップ2、ユンボのヴィンゲゴーと、UAEのポガチャルが(っというかその2チームが)強過ぎて、他チームに仕掛ける隙が乏しいのでしょうか、そんな印象でした。
荒れたといえば、この2名(チーム)に次ぐ優勝候補とされているカラパス(EF)とマス(モビスター)がからんで落車リタイア(カラパスは骨折しながら何とかゴール、その後未出走報道)。おいおい、敵が先にいなくなってどうするんだよ。。。それも焦り故だったのかも知れません。
本来ならそのトップ2に並ぶと思われるイネオス(旧スカイ)のベルナルも、初日から遅れてしまって、やはり旧スカイの大先輩フルームと同じように、大怪我からの復帰がままならない様子。国際映像にも全く移りませんでした。
そうなると。。。スタイル的にはポガチャルの方が好みなのですが、ツール総合3勝目を挙げられてしまうと、マイ・ヒーローのクリストファー・フルームさんの4勝に迫られてしまうし。。。
とりあえずヴィンゲゴー(勝っても総合2勝目)と、控えでベルナル(勝っても総合2勝目)で、応援しようと思います。
写真は、今日2日目のゴール地点、サンセバスチャンの街並みから、美しい建物をピックアップしてみました。
建物が美しいのはもちろんのこと、ロートアイアンを多用し、それが相乗効果を生んでお互いを高め合っているのが、とてもよくわかります。
こんな美しい建物や、庭園、各地の名所やお城など、21日間フランス国内(最初の3日間はスペインですが)を走り回って、各地の美しい映像を観られるのも、ツール・ド・フランスの楽しみ方の一つだと思います。
しかも、中国のように用意された映像ではなく、特別に飾っていない、普段のヨーロッパの美しさがよく理解出来るところが素晴らしい。
皆様も、是非!
記事:ロートアイアンデザイナーT