海外製作の大きなメリットを享受しつつ、あくまで、国内製作の延長線上と思ってご安心いただけるよう、努めてまいります。
フルオーダーメイド・ハンドメイドでこだわり抜いたデザインのロートアイアン各種製作品を、海外工場で製作し、完成品を船便で輸入する流れから、普段のお取り引きとは異なることが多いのも実情です。
もちろん、不安要素はなるべく取り除きたいので、初期段階からすべての流れで国内の同じ担当者が担当させていただきますうえに、海外工場で製作中も、製作過程を出来る限り写真を交えてご説明するようにしています。
このため、よくある海外発注で顔が見えなくて不安、というものとは全く異なります。
海外製作の大きなメリットを享受しつつ、あくまで、国内製作の延長線上と思ってご安心いただけるよう、努めてまいります。
それでは、実際のご依頼の流れや、納期の目安を以下にまとめてみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。
Flow
海外工場への出張や、現場作業中など、すぐに電話に出られないことも予想されますので、HP上からお問い合わせいただけた方が、よりスムーズで、助かります。
当日、遅くても翌日までには、ご対応させていただくことをお約束いたします。
なお、お互い忙しい身ですから、やり取りの回数を減らしてコストを削減するために、以下の情報を事前にいただけるよう、ご協力をお願いします。
・取り付けご希望箇所の情報(住所(*必須)、図面、画像など)
・ご要望や、やりたいイメージの情報(図面や、スケッチ画(漫画程度で構いません)、お好みの画像、雑誌の切り抜きなど、出来るだけ多い方が助かります。
この時点のデザインスケッチで、感動して、気に入っていただくことが多く、当然ですがデザイナーもそれを目指して魂の入ったデザインを心がけています。
但し、そこは人間同士の魂のぶつかり合いとでも言いましょうか、他のデザインをご要望されることもあります。もちろん、そこはご遠慮なくお申し付けいただきたいですし、さらに魂を削ってより良いデザインをご提案させていただきます。
最終的に気に入っていただけるまでご対応いたしますが、お互いの手間と時間の負担も大きいのも事実。そんなことにならないためには、前工程のフロー「ヒアリングのためのミーティング」でのお互いの理解の深度が、とても大切だということになります。
デザインが気に入っていただけましたら、その内容にてお見積もご提案させていただきます。
お客様お支払いフロー
お支払いサイト①
デザインフィーのみ100%ご精算(その場合があります)
あまり多くないと思いますが、デザインのみお任せいただける場合には、この段階が完了しました時点で、デザインフィーの100%をご精算いただきます。
書面の取り交わしの他、お取り付け関係費用以外の部分の総額の、65%相当額をお支払いいただきます。
ご発注お手続きが完了しましたら、本格的に海外工場での製作準備に入っていきます。
まずはCADにて製作図面の作成を行いまして、完成しました図面をチェックいただきました後に、この図面によって海外工場への製作指示を行います。
*但し、昨今のコロナ禍により世界的に大混乱した国際輸送業務は、主に米国・中国間で前代未聞のコンテナ不足に陥った結果、全世界的に国際輸送コストが大幅に上昇しました。
アマゾンなどで小口・大量な荷物が急激に増加し続けていることも、これに拍車をかけているのでしょう。
そして、さらに急激な円安ドル高が、ダブル、トリプルパンチになっています。
不透明に高止まりしている国際輸送コストを、為替調整金のような形で、そのままお客様に転嫁するのは、難しいのが実情です。
そこで、まずは各便の製作スケジュールを正式にスタートさせる基準である、同タイミングでの私どもの複数のお客様による、累積合計受注金額を、取付費などを除く製作品代金の累積合計が税前500万円に達した都度、その便の製作運用を正式にスタートすることに、変更させていただきます。(令和6年1月1日より。従前は〃300万円でした。)
これは、前述の国際輸送コストを、少しでも多くのお客様にご負担いただくようにすることで、それぞれの負担感を出来るだけ薄めるための苦渋の判断です。
または、20ftコンテナを、同タイミングでの私どもの複数のお客様だけでほぼ一杯に出来るメドが立った都度に、その便の製作運用を正式にスタートする条件を追加し、どちらか早いタイミングと変更させていただきます(=FCLでの運用のみに変更)。
個別のご発注条件に関わらず、この基準に従って実際のスケジュールが決定しますので、ご注意いただきたく思います。
特段にお急ぎのご事情などの場合には、別途費用を申し受けることにより、単独輸送、または私どもと関係ないお客様との混載便(LCL)、航空便に切り替えるなどの対応も可能ですので、まずはご相談ください。
この期間に、通常で約2週間程度要しています。
なお、その便ごとの受注量(=図面枚数)や、デザインの難易度、お客様の状況などによって前後します。
お客様お支払いフロー
お支払いサイト②
ご発注時金として、総額の65%(お取付関係費を除く部分)
通常は、お取り付け関係費用以外の部分の総額の、65%相当額を、ご発注時金としてお支払いいただきます。ここには、製品代金、打合せ・図面製作費、デザインフィー、その他諸経費、貿易関係費、海外・国内輸送費、消費税などが含まれます。
なぜベトナム工場が最適なのか?は、ロートアイアンのトップページをご参照ください。 ⇒ ロートアイアンのトップページへ 基本的にはチェックいただいた製作用CAD図面に基づいて製作しますが、この製作を開始するタイミングごとに直接現地工場に足を運び、製作上特に注意すべき点などの打ち合わせを、顔を合わせて行うようにしています。
理想的には、このタイミングと、完成前後のチェックと、それぞれの便の製作工程につき2度現地訪問したいと思っていますが、難しい場合は最低でも必ずどちらか1度は現地訪問することをお約束します。
昨今のコロナ禍の影響で、いまだに渡航事情が完全には元に戻ったとは言えませんし、急激な円安・ドル高(=ドン高)で渡航費用もバカにならないためですが、平にご容赦ください。
いずれにしましても、製作期間中、通常よりも念入りに、何度も何度も画像のやり取りによって途中経過のチェックを行います。
また、お客様にもご安心いただけるよう途中経過報告として、その画像などと共にお知らせするようにしています。
なお、その便のごとの受注量(=製作点数)や、デザインの難易度、お客様の状況などによって前後します。
輸出国側を出航しますと、通常は東京港か横浜港に入港させ、今度は日本側の通関手続きを経て、私どものところまではるばる20ftコンテナが運ばれてきますので、ここで開封となります。
なお、出航予定の船が変更になったり、寄港地がある船にあたったり、航行ルートに荒天があったりすると、何日か延びます。
お客様お支払いフロー
お支払いサイト③
最終時金として、総額の35%(お取付関係費を除く部分)
東京港など日本側の入港日が確定しましたら、通常は、お取り付け関係費用以外の部分の総額の、35%相当額を、最終時金としてお支払いいただきます。ここに含まれる総額の内容につきましては、前述の「お支払いサイト②」をご参照ください。
また、お取り付け工事も併せてご発注いただくことがほとんどなので、お届けと同時にお取り付け工事に入ります。
なお、同じコンテナ便で輸送してきた複数のお客様の内、通常はお取り付け工事の無い方、お取り付け工事期間が短い方から順番にお伺いしますので、その旨ご容赦ください。
お客様お支払いフロー
お支払いサイト④
お取り付け関係費の50%⇒50%
お取り付け工事の開始時に、お取り付け関係費の50%を、お取り付け工事の完了時に残額の50%をお支払いいただきます。
その他お取引上の注意点として、以下を必ずご確認ください
アジア圏内の発展途上国(以下、海外製作国とします)での製作、輸入業務となりますので、以下の事象の発生はなるべく防止するという前提ではありますが、それらを甘受してもコストメリットがあるとご判断のうえご注文いただけるものとさせていただきます。
- 海外製作国でのオーダーメイド・ハンドメイドによる一品製作品となりますので、寸法・形状・処理・仕上げなどにはある程度のバラつきが生じたり、途上国の習慣・慣習・事情により、スケジュールなどにも遅れが生じる場合があります。
- 特に溶融亜鉛メッキの場合、高温のメッキのプールに鉄を漬ける性質上、その差異が大きくなる場合があります。
- 特殊事情を除き、海外製作国の港湾から横浜港(もしくは国内最寄りの港湾)まで、20ftコンテナ貸し切りでの私どものお客様での混載、もしくは一般のお客様とのコンテナ混載便により輸入されます。船会社や輸出入手続き会社・港湾の事情、天候、天変地変、両国の港湾での通関手続きなどにより、止むを得ず納期の変更をさせていただく場合があります。
- お求めやすい価格を維持するため、製品の画像は、デザイン中から製作中、国内外の輸送中、お取り付け中からお取り付け後に至るまで、プライバシーには配慮しつつも、SNSやHPなどで使用することをご了承いただけるものといたします。