ツール・ド・フランス2023は早くも6日間が終了、本日はスプリンター向け第7ステージを迎えます

ツール・ド・フランス フランス ボルドー デザイン ロートアイアン

 世界最大・最高峰のサイクルロードレース、ツール・ド・フランス2023は早くも6日間が終了、本日はスプリンター向け第7ステージを迎えます。
 モン・ド・マルサンからボルドーまでの169.9km、4級山岳が一つだけのほぼド平坦ステージですので、全体的には休養日モードでレースは展開されるものと思います。
 それにしましても、ここまでの6日間は、最後のクライマックス3週目のような激しさでした。
 最初からずっと、優勝候補トップ2、ユンボのヴィンゲゴーと、UAEのポガチャルがバチバチ過ぎて、こんなんで21日間もつのかな。。。的な。
 本来ならそのトップ2に並ぶと思われるイネオス(旧スカイ)のベルナルは、やはりまだ大怪我からの復帰がままならない様子。
 次のニューヒーロー的な存在の出現は今のところありませんし、やはり今回はヴィンゲゴーを応援するしかないようです。

 写真は、今日7日目のゴール地点、ボルドーの街並みから、美しい建物をピックアップしてみました。
 シャトー・デスカという建物で、ヴェルサイユ宮殿を始め、フランスで目を引く建物は、だいたいこのデザインに収れんされると思います。
 建物のデザインがとても美しいのはもちろんのこと、特にバルコニー手すりといいますか、フラワーボックスといいますか、ロートアイアンを横のラインに多用して、それが相乗効果を生んでお互いを高め合っているのが、とてもよくわかります。
 日本には、どれだけ真似をしようとも、建物も、ロートアイアンも、この程度ですら達していると思うものは一つもありませんから、なおさら貴重ですよね。
 こんな美しい建物や、庭園、各地の名所やお城、いえ、普段の何気ない生活圏の街並みですら、21日間フランス国内を走り回って、各地の美しい映像を観られるのも、ツール・ド・フランスの楽しみ方の一つだと思います。

 皆様も、是非!

記事:ロートアイアンデザイナーT