日本においてご自身の邸宅や店舗、別荘などが「カッコいいっ!」「おしゃれ!」「素敵!」と、常に感動できている方は、
果たしてどれくらいいらっしゃるでしょうか。残念ながら、ほとんどゼロに近いと推測します。
なぜなのか?どうしたら良いのか?長年、都内高級住宅地で高額帯の住宅建設などに携わりながら、いろいろ考えてきた過程は、また他のところでお話したいと思いますが、結論として行きついたところは、以下のことです。
思えば、車や、時計、家具、食器、宝飾品、服飾品、クルーザー、リゾート、ホテル、レストランなど。。。
最高に感動させてくれるラグジュアリーブランドは、そのほとんどがヨーロッパのものです。
それであれば、建築・デザイン分野においても、ヨーロッパのラグジュアリーな空間を実現することが、
当然に導き出される結論ではないでしょうか。
そんな、おしゃれでカッコいいヨーロッパの空間を実現するためのサービスが無いのであれば、始めてみよう、
それが私どもヨーロッパのデザイン社の核心(革新)的なテーマです。
それではより具体的に、どうしたら、ご自身の邸宅や別荘、店舗などが、例えば上の写真の圧倒的なヨーロッパの邸宅のように、「カッコいい!」「おしゃれ!」「素敵!」と、常に感動できるようになるでしょうか?
そこでまず、ヨーロッパでは当たり前のように存在するシーンやアイテムであるにも関わらず、なぜか日本ではほとんど見られないものを考えてみます。
こうして考えてみますと、ヨーロッパの本物の豊かさや、凄み、文化的・芸術的な厚みを改めて実感せざるを得ません。
ここで、もう一歩踏み込んでみます。
日本においては、建築物の耐震性や耐火性、断熱性、気密性、水密性などの性能は、もはやどこでも相当レベルで担保されているという前提においては、ヨーロッパのそれを凌ぐと思います。
それなのに、なぜご自身の邸宅や別荘、店舗などが「カッコいい!」「おしゃれ!」「素敵!」と、常に感動できている方が、ほとんどいらっしゃらないのでしょう?
それは、そうした感動や満足感は、性能から得られるものではないということです。
では、何か?冒頭の「最高に感動させてくれるラグジュアリーブランドは、そのほとんどがヨーロッパのものです。」からも明らかなとおり、デザイン性、その一言に尽きます。
もっと絞るのであれば、「外観全体」のデザイン性です。
それは「外観全体」のデザイン性だと絞ったところで、先に分析したヨーロッパのポイントから、これに当てはまるものを抜き出します。
日本においては、大理石やステンドグラスはあまり現実的ではありませんので、究極、この3点に絞り込めます。これでしたら、どなたでも実現しやすいものだと言えます。
この際、建物本体の見映えは置いておいても、この3点さえ頑張れば、「外観全体」のデザイン性は、かなりの部分でカバーできます。
これは、日本の建設会社が、建物本体での売り上げを確保するため、最もおろそかにしてきた分野でもあり、現在日本一の建設会社に成長した企業出身者としての、自責の念も込めての実感です。
さらに一つだけに絞るとすると、最も見映えがして、ボリュームがあり、すべての方が毎回一番最初に目にする場所、それは正面ゲート(日本的に言えば門構え)や、門扉・門です。
どれだけ大きく、幅が広く、背が高く、デザインが芸術的で、エンブレム(家紋、ロゴ)などが特別にあしらわれたオリジナリティが高ければ高いほど、ご自身の邸宅や別荘、店舗などが「カッコいい!」「おしゃれ!」「素敵!」と、常に感動できるようになります。
なぜなら、他の外構ファクターのデザインも、これに合わせて劇的に昇華していくはずですから。
根本的なお話ですが、工場で大量生産され、どこでも気軽に買えるような製品に、「カッコいいっ!」「おしゃれ!」「素敵!」と、心の底から感動したものが、果たしてありましたでしょうか?
近所に同じものが取り付けられているのを見つけたら、幻滅し、恥ずかしささえ覚えることでしょう。そんなものを欲しいとは思わないはずです。
その点、私どもはすべての製作品を、それぞれのお客様のためだけに、ゼロからデザインを起こしていますから、一品一品が唯一無二のオリジナルです。
大量生産する既製品はありませんし、ですから在庫も持っていません。
なぜなら、お客様の邸宅や別荘、店舗ごとに、敷地・建物の条件やデザインの方向性がすべて異なりますし、お客様のご要望やお好みもすべて異なります。ひとつたりとも、同じもので済ませられる訳がありません。
中には、それぞれのファミリーごとにオリジナルの家紋や、会社のロゴ、エンブレムなどをしつらえるお客様も多く、まさにファミリーや会社のためだけの、世界にひとつだけのユニークなオリジナリティがデザインされ、「カッコいいっ!」「おしゃれ!」「素敵!」という感動や満足感、特別感が、より一層高まります。
このため、ロートアイアン単体でのデザインに留まらず、邸宅・別荘・店舗全体のデザインや、庭園・外構全体のデザインまで手掛けさせていただく「トータルコーディネートデザイン」が多いことも、他にはない特徴ではないでしょうか。大変ありがたいことです。
どれほど「おしゃれ!」で「カッコいい!」オリジナリティあふれるデザインができたところで、その通りに製作し実現できなければ、まさに絵にかいた餅で終わってしまいます。
ロートアイアンの本場は、もちろんヨーロッパです。材料である「鉄」の発見も、鉄器時代の始まりも、現代に繋がる鉄の製法の発明と産業革命も、すべてヨーロッパ由来のものであるほどで、その悠久の歴史・文化・芸術とともに、ロートアイアンも紀元前からあったものと歴史的考証がなされています。
その本場ヨーロッパの本物のロートアイアンは、それぞれの工房で鋼鉄から鍛造していました。日本で言えば、日本刀に近いものです。そうした工房によるフルオーダーメイド・ハンドメイドのスタイルであったからこそ、あれほどの芸術性やデザイン性を昇華させ、まさにあの美しいヨーロッパの建物・街並みを形成し、世界中があこがれる高い文化にまで高まったと言えるのです。
美しさや芸術性もさることながら、もう一つ特筆すべきは、その大きさ(高さも、幅も)です。どれも威風堂々としていて、人の背よりはるかに大きいのが常識ですが、これも、フルオーダーメイド・ハンドメイドでなければ実現なかったことでしょう。
こうした伝統を大切に受け継ぎ、メンテナンスを繰り返し、何百年経ってもなお現役で美しさを保っているロートアイアン達。それこそが本場ヨーロッパの最も素晴らしい文化なのかも知れませんし、それこそがフルオーダーメイド・ハンドメイドの本当の価値なのかも知れません。
どれほど「おしゃれ!」で「カッコいい!」ロートアイアンであっても、あまりに高価なようでは、同じように絵にかいた餅で終わってしまいます。
本場ヨーロッパに依頼するのは、物価・人件費が高く、距離的な問題も大きいため、相当に高くついてしまいまして、現実的ではありません。
日本で製作するのも、距離的な問題は無くなりますが、ヨーロッパほどではないにしても同様に人件費が高く、そもそもロートアイアンの歴史も文化も薄いロートアイアン後進国ですから、日本で製作するプライオリティは限りなく薄いと言わざるを得ません。
そこで次善の策として、より本場ヨーロッパのエッセンスを受け継いだ、人件費の安い国で製作するのが、いろいろ理にかなっていると思いました。
すなわち、比較的最近まで100年近くもフランスの植民地であったアジア諸国、旧フランス領インドシナと言われるベトナム・カンボジア・ラオスに目を付けたのです。しかも日本と違い、フランスが直接統治していた不幸な反面、この間にフランス本国から建築などの文化を持ち込んで移植した面も色濃く残っています。
ロートアイアンもこの時に本場フランスから移植されて、今では「東洋のパリ」などと言われるほどの建築文化となっています。どこの住宅・店舗でも、ロートアイアンが当たり前に使われていて、つまり、ロートアイアンの世界においては、日本より先進国と言えるでしょう。
ロートアイアンの本場フランスから直接受け継いだ文化の国で、人件費が非常に安く、国民性も日本に近くて丁寧で、手先が器用。しかも距離が近いときましたら、もう頼まない手はありません。
これにより、これまでの業界大手の約40%~50%OFF(当社調べ)という格安さでご提供できるようになりましたので、より多くのお客様に、この「おしゃれ!」で「カッコいい!」ロートアイアンを多用していただきたいと思っています。