オーダーメイド門扉について

オーダーメイド門扉とは
~ご自身の邸宅や別荘、店舗などを、「おしゃれ!」「カッコいい!」「素敵!」と、常に感動できるようにするためのベストなアイテム~

 唯一無二の感動的なデザインで、フルオーダーメイドされたゲート・門扉・門は、ご自身の邸宅や別荘、店舗などを、「おしゃれ!」「カッコいい!」「素敵!」と、常に感動できるようにするための、最も効果的なアイテムです。
 理由は、トップページで語っているところですので、是非ご覧いただけましたら幸いです。

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 ここでは改めて、かなり要約して確認していきましょう。
 思えば、車や、時計、家具、食器、宝飾品、服飾品、リゾート、ホテル、レストランなど。。。
 最高に感動させてくれるラグジュアリーブランドは、そのほとんどがヨーロッパのものです。
 それであれば、建築・デザイン分野においても、ヨーロッパのラグジュアリーな空間を実現することが、当然に導き出される結論ではないでしょうか。
 そこでまず、ヨーロッパでは当たり前のように存在するシーンやアイテムであるにも関わらず、なぜか日本ではほとんど見られないものを、10項目に絞り込んで挙げてみました。
 ここまで考えてみると、ヨーロッパのラグジュアリーブランドが最高に感動させてくれる最重要な要素は何なのか、それは、歴史・芸術・文化に裏打ちされた、素晴らしい「デザイン性」、その一言に尽きます。
 建築・デザイン分野で考えれば、「外観全体」の素晴らしい「デザイン性」です。
 絞り込んだ10項目から、これに当てはまり、日本でも採用が困難ではないものを抜き出します。

  • 「ロートアイアン」による素晴らしいゲートなど
  • 建物前のフロントヤードやアプローチが美しい
  • 窓先から庭園までふんだんに飾られる豊かな植栽

 究極、この3点に絞り込めます。これでしたら、誰にでも実現しやすいものだとも言えます。

 さらに一歩踏み込んで、一つだけに絞るとすると、最も見映えがして、ボリュームがあり、すべての方が毎回一番最初に目にするアイテム。それは正面ゲート(日本的に言えば門構え)や、門扉・門です。
 どれだけ大きく、幅が広く、背が高く、デザインが芸術的で、エンブレム(家紋、ロゴ)などが特別にあしらわれたオリジナリティが高ければ高いほど、ご自身の邸宅や別荘、店舗などが「カッコいい!」「おしゃれ!」「素敵!」と、常に感動できるようになります。
 なぜなら、他の外構ファクターのデザインも、これに合わせて劇的に昇華していくはずですから。

オーダーメイド門扉のメリット ① : どんな美しいデザインでも自由

 門扉・門・ゲートをフルオーダーメイドするメリットはいくつもありますが、最大のメリットは、その核心部分でもある、どれほど美しい唯一無二のデザインでも自由に製作可能だということです。
 例えば、写真6枚をご覧ください。これらは、フランス・ヴェルサイユ宮殿や、イギリス・バッキンガム宮殿など、名だたるヨーロッパ各国の王室の正面ゲートなどです。ロートアイアンの本場ヨーロッパでもトップのもの、つまりは世界一の本物の一つです。
 これらは、原初のセキュリティー的な意味もありますが、むしろ主人の権勢を世に示すため、ゲストをお迎えする時にはその効果を最大限に狙って、より巨大に、より美しく芸術的になっていったと思われます。しかも、今ほど技術の発達していない中世において、です。
 もはや言葉は不要かと思いますが、ご自身の邸宅や別荘、店舗などにおいても、最初の顔になり、ご自身やファミリー、ゲスト、お客様を一番最初にお迎えする門扉・門・ゲートは、これらに比べていかがでしょうか?
 まさか、これらを中途半端に模した、大規模メーカーのデザイン性も何も無い、薄っぺらいアルミの工場大量生産品を取り付けているようでは、ご自身や会社、お店の品格が問われかねません。
 それどころか、街並みにとっても大きな損失です。

オーダーメイド門扉のメリット ② : どんなオリジナリティでも自由

 どんな美しい唯一無二のデザインでも自由に製作可能だということの、別の側面です。
 前述しましたのは、主人の権勢を世に示すため、ゲストをお迎えする時の効果、ご自身や会社・お店の品格、街並みにとってなど、どちらかと言うと対外的な意味でした。
 これに対しまして、世界に一つだけの、オリジナリティ溢れたデザインで製作することで、他では絶対に味わうことの出来ない感動と満足感を得られるという、まさにご自身やファミリー、会社、お店、社員・従業員のためだけの意味を加えることも出来るのです。
 例えば、写真1枚目のようにイニシャルやロゴをデザインに組み込んだり、2枚目のようにエンブレムをデザインしたり、3枚目のように家紋をデザインに組み込むことです。
 または4枚目のように、ご自身やファミリー、会社、お店の想いをストーリーに仕上げ、これをアートに仕立てて表現することも、とても興味深い表現方法です。

オーダーメイド門扉のメリット ③ : どんなに背が高くても自由

 門扉・門・ゲートをフルオーダーメイドするメリットはいくつもありますが、次に重要なのは、どんなに背が高くても自由に製作可能だということです。
 今回の3枚の写真ですが、実に高さ3m以上、デザインによっては高さ4m近いものも、本場ヨーロッパのロートアイアンでは当たり前です。
 これらは、原初のセキュリティー的な意味が大きく、戦乱の続く中世ヨーロッパにおいて外敵の侵入を防ぐには、人間が簡単に入り込めない高さは絶対必要条件だったと考えられます。
 そして第二に、主人の権勢を世に示すため、ゲストをお迎えする時にはその効果を最大限に狙って、より巨大に、より美しく芸術的になっていきました。
 日本においても犯罪の凶悪化が顕著になってきた現在、これらを中途半端に模した、大規模メーカーの背の低い、薄っぺらいアルミの工場大量生産品を取り付けているようでは、ご自身やファミリー、会社、お店、社員・従業員のセキュリティーが確保できません。
 それどころか、街並みにとっても大きな損失です。

オーダーメイド門扉のメリット ④ : どんなに幅が広くても自由

 門扉・門・ゲートをフルオーダーメイドするメリットはいくつもありますが、次に重要なのは、どんなに幅が広くても自由に製作可能だということです。
 今回の4枚の写真ですが、1枚目は全幅7.6m(最大開口部は4.9m)、2枚目は全幅6m(開口部は5.8m)と圧倒的で、並列2台駐車が余裕で可能な大開口となっています。
 これがスライド折りたたみ方式や、折れ戸方式によって、この大開口全域で全開口します。
 また、3枚目は全幅8.3m(最大開口部は6.2m)であり、こちらは1枚扉がまるごと上空にスライド開閉することにより、全開口します。
 4枚目は全開口方式ではありませんが、何枚もの扉が一連のデザインとして組み込まれており、実に全幅は9.7mにも及びます。
 本場ヨーロッパのロートアイアンのものは、どれだけ大きくても普通に2枚扉のスウィング開閉(両開き)がほとんどだと思いますが、日本では国土の状況に合わせまして、フレキシブルな開閉方法をベストマッチさせることで、なるべく大開口・全開口にしたいというご要望にもお応えしていきます。
 大開口のゲート・門扉・門に至っては、大規模メーカー品には設定がありません(製造不可)ので、フルオーダーメイドをせざるを得ないのが現状です。

オーダーメイド門扉のメリット ⑤ : 憧れの電動開閉・自動開閉も自由

 とても美しい唯一無二のデザインで、世界に一つだけのオリジナリティで、背が高く、幅も広い素晴らしいゲート・門扉・門がフルオーダーメイドで完成し、取り付けられました。
 そうしますと、それほどのゲート・門扉・門であれば、電動開閉・自動開閉して欲しくなるのが理想というものです。特に暑い日や寒い日、雨の日や、日が暮れてから、このゲート・門扉・門をご自身で開け閉めするのは、当然の作業とはいえ、ひと手間であることも間違いありません。お車の中から、リモコンのボタンを押すだけ、これが現代の最大の利点でしょう。
 写真1枚目は、奥に向かって電動でスウィング開閉(両開き)します。2枚目は、1枚扉がまるごと上空に電動でスライド開閉します。
 他にも、レールの上を横引きスライドするなど、様々な電動開閉方法がありますが、いずれにしましても、こういった電動開閉・自動開閉への対応も、フルオーダーメイドの醍醐味の一つです。

オーダーメイド門扉のメリット ⑥ : 和のデザインでも自由

 門扉・門・ゲートをフルオーダーメイドするメリットはいくつもありますが、意外に盲点であり、ここ日本ではかなり重要だと思います、和のデザインも自由に製作可能だということです。
 今回の2枚の写真ですが、特に袖壁をご覧ください。竹林をイメージしてデザインしましたのが、おわかりいただけると思います。
 また、上に載せてある門灯も、同じく竹をイメージしてデザインしました。
 メインの門扉・門は、今回は全体が「和」になり過ぎないよう、「洋」の雰囲気に戻していますが、それでも装飾は菊や梅、松があしらわれ、松竹梅の世界観が展開されています。
 本来のロートアイアンの世界観では、元々がヨーロッパ由来のものですから、当然、和のデザインのものは一つもありませんでした。
 今回の試みは、もしかしたら世界初のデザインなのかも知れませんが、こうしたチャレンジもフルオーダーメイドの醍醐味の一つです。
 これまで無かったものですが、今後、ここ日本ならではのデザインですから、是非とも拡がっていってもらいたいと思います。

オーダーメイド門扉のメリット ⑦ : リフォーム・リノベーション編

 門扉・門・ゲートをフルオーダーメイドするメリットはいくつもありますが、こちらも意外に盲点なのが、リフォーム・リノベーションの現場においても、既存の寸法にぴったり合わせて自由に製作可能なので、とても便利だということです。
 寸法だけではありません。デザインを合わせたり、色を合わせたり、とにかく既存の状態に合わせられるのは、フルオーダーメイドにしか出来ないことです。
 写真は、既存の住宅をフルスケルトン化し、数店舗が入る商業施設に生まれ変わらせたものですが、そのフロント部分の印象を激変させたのが、ロートアイアンの巨大ゲートです。
 ご自身やファミリー、会社、お店の想いをストーリーに仕上げ、これをアートに仕立てて表現してみました、これも全く新しい試みでした。
 世界に一つだけの、オリジナリティ溢れたデザインで製作することで、他では絶対に味わうことの出来ない感動と満足感を得られるという、まさにご自身やファミリー、会社、お店、社員・従業員のためだけの意味を加えることも出来るのです。
 なお、夜景になるとまた印象が激変するよう、おしゃれなイルミネーションを仕込んであるのも、フルオーダーメイドの醍醐味の一つです。

 写真は、何世帯も完全分離できる巨大な邸宅において、奥の3世帯へのアプローチが背の低い門扉・門しかなくセキュリティが不安だったうえ、共同利用による不便さもあったことから、これを撤去し、3世帯独立した門扉・門に作り替えたものです。
 今回も、ご自身やファミリーの想いをストーリーに仕上げ、これを和デザインのアートに仕立てて表現してみました、全く新しい試みでした。
 唯一無二の感動的なデザインで、ゲート・門扉・門をフルオーダーメイドすることが、ご自身の邸宅や別荘、店舗などを、「おしゃれ!」「カッコいい!」「素敵!」と、常に感動できるようにするために、最も効果的な一手だという、これこそメインテーマの実現の一例です。
 既存の邸宅の寸法や事情に完全に合わせて自由に製作可能だという点は、リフォーム・リノベーション向きであり、フルオーダーメイドの醍醐味の一つです。

 写真は、既存の大きな邸宅を中古で購入するにあたり、日本風で邸宅とデザインが合わなかった外構をすべて撤去して、新たに邸宅に合うようなヨーロッパ調の外構に造り変えたものです。
 ロートアイアンの巨大ゲートと、門柱、通用門、ランプ、連続して石積みデザインの門柱と、さらに巨大なRの壁には大理石を貼り詰め、床仕上げはすべてシャンゼリゼ通りのような黒いピンコロ石、巨大ゲート正面には噴水をしつらえ、まさにヨーロッパの大豪邸を再現したような素晴らしいデザインに仕上がりました。
 唯一無二の感動的なデザインでゲート・門扉・門をフルオーダーメイドすることが、ご自身の邸宅や別荘、店舗などを、「おしゃれ!」「カッコいい!」「素敵!」と常に感動できるようにするためにベストな方法だという、これこそメインテーマの実現の一例です。
 既存の邸宅の寸法や事情に完全に合わせて自由に製作可能だという点は、リフォーム・リノベーション向きであり、フルオーダーメイドの醍醐味の一つです。

 写真は、既存の大きな複合店舗を中古で購入した際に、正面ゲートが撤去されてしまっていたところに、新たに入居する複数施設(メインは高級イタリアンレストラン)のイメージに合うような巨大ゲートなどを新設したものです。
 ロートアイアンのゲートと、門柱、ランプ、連続して既存の門塀などを隠す装飾と、店舗の看板などをすべて組み合わせた巨大ゲートは、ヨーロッパの大農園をイメージさせるような素晴らしいデザインに仕上がりました。
 唯一無二の感動的なデザインでゲート・門扉・門をフルオーダーメイドすることが、ご自身の邸宅や別荘、店舗などを、「おしゃれ!」「カッコいい!」「素敵!」と常に感動できるようにするためにベストな方法だという、これこそメインテーマの実現の一例です。
 既存の邸宅の寸法や事情に完全に合わせて自由に製作可能だという点は、リフォーム・リノベーション向きであり、フルオーダーメイドの醍醐味の一つです。 

オーダーメイド門扉の作り方
~ご自身の邸宅や別荘、店舗などを、「おしゃれ!」「カッコいい!」「素敵!」と、常に感動できるようにするために~

オーダーメイド門扉の作り方 ① : ロートアイアン・鉄工芸による方法

 最初に結論ですが、私どもでは現在、ロートアイアンによる方法がベストと考えています。
 オーダーメイド門扉(門、ゲート)の作り方で、まず一般的に挙げられ、また、悠久の昔から現在に至るまで採られている方法が、鉄を植物のツタに見立てた細い棒や、花、葉、剣などの装飾として加工して、これらを格子状や自由な曲線状などで組み合わせて美しい文様の表現にまで高めた、ロートアイアンによる方法です。
 本場ヨーロッパにおいて、ほとんどすべてのシーンで目にする門扉(門、ゲート)は、より歴史的であるほど、より芸術品・美術品に近い物であるほど、ほぼ100%ロートアイアンによるものだと思って間違いありません。
 ただし、本来ロートアイアンとは「鍛鉄」のことであって、鉄を鋼の塊の状態から、家内工業的・工房的にすべてのパーツを鍛鉄して組んでいた時代の物のことを言っていました(=日本の刀鍛冶をイメージしてください)。
 現在では科学技術の進歩によって、製鉄の制御方法が確立され、機械化が進み、溶接の技術が飛躍的に向上したことで、かなりのパーツは事前に鋳造などで用意され、また、接合方法も溶接によるものが主流となっています。
 これにより、飛躍的に生産地の拡大、品質の安定化、工期の短縮化、低価格化、軽量化が進んだことは、メリットと受け取って良いと思います。
 この意味においては、通常の鉄骨製品やステンレス製品を加工して製作する「鉄工」も、近い作り方だと言えます。
 そうは言っても、相変わらず一品ずつオーダーメイドで、ハンドメイドされていることには変わりはありませんので、人手と時間がとても多く必要であり、高級品であり続けていることも事実です。
 これを本場ヨーロッパの本物の歴史的な工房に製作依頼すると、輸送コストも相まって、あまりにも高価過ぎて、もはや現実的な話ではなってしまいます。
 そこで、デザインと管理は出来る限り日本で行いつつ、実際の製作はなるべく人件費の安い発展途上国(中でもヨーロッパ文化が流れている国々)で行うことで、ロートアイアンのデザイン性や満足感、高級感、オーダーメイド品をハンドメイドする特別感、さらにコストパフォーマンスも同時に追求できるようになります。

オーダーメイド門扉の作り方 ② : アルミ鋳造による方法

 オーダーメイド門扉(門・ゲート)の作り方で、近代以降に出てきたのが、大きなパネル全体を一体として(=門扉・門・ゲートであれば、全体を1枚として)鋳造する方法です。
 この鋳造の方法は、大きなパネルを1枚の絵、1個の彫刻のように表現することが可能なため、より絵画的、より彫刻的に、細部まで表現することが可能なことがメリットと言えます。
 その反面、逆なことを言っているようですが、型に流し込んで鋳造する製法からか、どこか判で押したような画一的な表情になりがちです。細部のデティールにエッジが立てられずシャープさが無いことが、全体に波及しているのかも知れません。
 このため、写真のようにどれだけ大きくて立派なデザインであっても、どこか大量生産品的で、よく見ているとチープな印象が大きくなってくるところが、デメリットと言えます。
 素材としては、従来の鉄による鋳造も考えられますが、大きな門扉(門・ゲート)全体となると、あまりに重量がかさむために、現在ではアルミによる鋳造が一般的と言えます。
 アルミの特徴は、第一に軽いこと、第二にサビにくいことがメリットとして挙げられます。
 その反面、その軽さと、アルミ独特の風合いが、チープに感じてしまう一因なのかも知れません。
 このため、私どもはアルミ鋳造の門扉(門・ゲート)は、あまりお勧めしていません。

オーダーメイド門扉の作り方 ③ : 木造による方法

 オーダーメイド門扉(門・ゲート)の作り方で、日本では悠久の昔から近代に至るまで一般的だったのが、木造による方法でした。
 日本では、これが「本物」であった方法です。
 しかしながら、南ヨーロッパのように比較的乾燥して雨量の少ない地域であれば、写真2枚目のように露天で屋根もなく雨ざらしにしても大丈夫でしょうが、高温多湿の日本においては、木製の門扉(門・ゲート)を雨ざらしにしては、すぐに劣化し、変形、腐食してしまいます。
 このため、現代においては全くと言ってよいほど作られなくなってしまったように思います。
 風雨を避けるには、写真1枚目のように門構えをしっかり建築せざるを得ないのですが、門構えだけで1,000万円オーバーも当たり前の世界ですから、ほとんどの方にとっては検討の可能性すら無いのが現実でしょう。
 しかも、門構えや、木造の門扉(門、ゲート)を作れるレベルの腕の良い大工さんも、現代日本においては、ほとんどいなくなってしまったように思います。
 日本の伝統文化という意味においては、非常に残念なことです。