新しくデザインしました、「トピアリー」モチーフのロートアイアンのランプ(外灯)が、とてもかわいくて「おしゃれ」に仕上がりました。
直前の記事でご紹介しました、港区の邸宅の巨大なロートアイアンのゲートなのですが、両サイドの門柱の上に、このランプを取り付けました。
まるで、門柱の上に植栽が飾られている、そんなイメージでデザインしました装飾性の強いランプになります。
今回は、ランプが点灯した夕景の写真ですが、やはりランプは辺りが暗くなり始めてからが映えますね。「かわいい」という表現が最も合っているように思いますが、このランプ単体で幅約40cmくらい、高さ約44cmくらいと、かなり大きなものです。
そういう意味では、豪華とも言えますし、おしゃれですし、ラグジュアリー感も演出できます。今回新しくオリジナルデザインしたものですから、世界に一つだけのものになります。
大きな邸宅や別荘、リゾート、ホテル、レストラン、店舗、会社などで、特にオリジナリティーやラグジュアリー感を出したい照明シーンにピッタリだと思います。
ちなみに、そもそも「トピアリー」って何?って話ですが。。。
ヨーロッパの邸宅やホテル、レストランなどのエントランスで、入り口の両脇に、植栽の台(主に大理石で出来た豪華な台)の上に、こんもり丸くカットされた緑の植栽が飾られていることが多くあります。
中でも、高級感が漂うところでは、かなりの確率で見ることが出来ると思います。
この丸くカットされた植栽や、その他動物の形にカットされた植栽などを、トピアリーと呼んでいるようです。
日本には、これを指す固有名詞は無さそうで、言うなれば「キレイに刈り込まれた植栽」、これを狭義で突き詰めたものが「盆栽」でしょうか。
いずれにしましても、こうしたおしゃれなランプや、素敵な植栽などで、邸宅や店舗を美しく飾るのは、ヨーロッパの素晴らしい文化の一つと言えましょう。
だからこそ、ヨーロッパの邸宅や店舗、街並みは、とても美しいのです。
是非とも見習いたい文化ですね!
記事:ロートアイアンデザイナーT