ロートアイアンの新境地へ、タケノコの季節に想う、鉄で製作した竹林

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 前回記事に引き続きまして、今回も季節の話題?!でお届けです。
 やはり地域によるかと思いますが、タケノコがおいしい季節になってきますね。いよいよ春本番が近づいてきた、そんな実感が沸くおいしい食材の代表格ではないでしょうか。

 今回は、そんなタケノコの季節に想う、鉄で製作した竹林をご紹介です。
 取り付け工事中に、竹林のパネルが最も見えやすいカットを撮影したものなので、お見苦しい点はご容赦くださいませ。
 以前ご紹介しました、港区の邸宅の正面ゲートやメイン門扉、巨大な3連門扉のために、まさにゼロから、型から起こして製作したものになります。
 これが、特に丸パイプに、節を表現したリングを一定間隔に溶接して製作した竹の幹の本体が、まるで本物の竹を黒く塗ったかと思うほどリアルに仕上がって、とても嬉しかったですね。
 ベトナム工場サイドのやる気とセンスに感謝でした。

 竹も、きっとヨーロッパには無い植物なのでしょう、ロートアイアンの世界観では、無かった装飾です。
 丸棒や丸パイプを門扉やパネルの構造に使うことも、ほとんど無いことです。
 これぞフルオーダーメイド・ハンドメイドの醍醐味ですし、このような斬新なチャレンジによって、「和」のデザインへと、ロートアイアンの新境地へ道を拓く可能性を大きく感じた瞬間でもありました。

 この時は、他に前回ご紹介しました梅や、松などにもチャレンジしましたので、また追ってご紹介させていただきます。
 近い内に、本格的な「和」デザインの門扉などを手掛けてみたいですね。

記事:ロートアイアンデザイナーT