4個前に書いた記事の繰り返しになりますが、外構工事では、事前に完成イメージをすり合わせることが大切です。
建築業界の方でもない限り、何も無しで完成イメージを想像できる方は、そう多くないと思います。
それに、どんな敷地でも、意外と高低差があったりして、これを無視したり見落としたりすると、実際には想像もしなかったところに段が出来てみたり、勾配が急だったり、使い勝手が悪くなってしまうことも。
最近では、平面図の他に、高精細な完成予想CGを作ってくれるところも増えているようですね。
外構工事は安くない買い物ですから、出来るだけそのような業者さんを選びたいところです。
今回は、その「CG」で作成するキレイな絵が向いている、モダン寄りなデザインのバージョンをご紹介します。
しかも、2個前でLIXI●社のカーポートSC系デザインのことに触れましたので、ちょうど補足にもなります。
一番上は、カーポートSCの2台用で、柱がアプローチ付近に落ちるのが邪魔なので、梁延長して敷地幅めいっぱいに柱を落とせるようデザインしたもの。
二番目は、普通に2台用で、柱がアプローチ付近に落ちるもの。従来のアルミメーカーの製品では、これ一択でした。
三番目は、その外構平面図です。
他の条件はまるっきり同じでも、カーポートSCの梁延長(=柱を落とす位置を他に移動できる可能性が増えた)の威力が、どれほどスゴイのか、LIXI●社のカタログをパラパラして説明されても、ほとんど伝わらないですよね。
それが、CGの作成によって、初めて伝わるし、イメージが沸くのです。
これほどわかりやすいビフォー・アフターもないように思います。
東京都・神奈川県内での外構・エクステリア・造園をご計画でしたら、是非ともお声をお掛けください。
もちろん、手描きパースが向いている場合(輸入住宅系などのヨーロッパデザインは特に)は、手描きでも承ります。
皆さまも、是非!
記事:ロートアイアンデザイナーT