家紋をモチーフにしたエンブレムつながりで、鎌倉のおしゃれなロートアイアンのゲート(門扉、門)をご紹介します。
フェンス限定企画の「スパニッシュデザイン」をベースに、センターにお客様のお好みの装飾を加えてデザインしたことで、元々の伝統的でクラシカルな印象を超えて、さらに格式や気品、おしゃれさが際立ちました。
元々のデザインモチーフは、スペインのマドリード宮殿のフェンスであり、これはフランスのヴェルサイユ宮殿も近い柄です。
ですから、高級感や伝統的な格式すら漂わせる逸品に仕上がるのは、当然のことだったかも知れません。
既存のアルミの跳ね上げゲートを撤去・交換する外構リフォーム工事だったこともあり、既存の門塀の高さに上部フレームを合わせたのと、幅もその内側に収めました。
このため、サイズはロートアイアンの世界では少し小ぶりになっています。
それでもセンタートップで1.86m、両サイドのロートアイアンの門柱も合わせた全幅で3.05m、よくあるアルミのものよりはかなり大きく、フレームも太く、重厚感や堅牢さ、高級感も十分に感じます。
鎌倉という日本伝統の雰囲気漂う閑静な高級住宅地にもふさわしい、いえ、その名に負けることのないオリジナリティあふれた世界観を演出しています。
トップのエンブレムは、お客様の家紋である「立ち葵」紋をアレンジしたデザインです。デフォルメし過ぎて、お客様にしかわからなくなっていますが、これはまさに狙い通りであり、ますます他では見ることの出来ない唯一無二のオリジナリティを発揮しています。
まさに、これぞフルオーダーメイド、ハンドメイドの醍醐味の一つです。
記事:ロートアイアンデザイナーT