港区に完成したロートアイアンのゲート(門扉、門)が、素晴らしい見映えです!

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 港区で取り付け工事中でしたロートアイアンのゲート(門扉、門)が、両側の門柱上に新デザインのトピアリーデザインのランプも載って、完成しました。
 スケール感やボリューム感が単純にアップした以上に、おしゃれさが、ますます増した感があります。
 豪華さ、高級感、ラグジュアリー感、瀟洒さ、エレガントさ、格式、気品。。。すべてのキーワードが当てはまるような、素晴らしいゲートに仕上がったと思います。
 港区という国内最高級の住宅地だということも乗り越えて、まさに日本有数の見映えのゲートになったのではないでしょうか。
 このような高級住宅地の邸宅や、別荘、リゾートはもちろん、高級ホテル、高級旅館、高級レストラン、大使館、その他の高級品を扱う店舗や事務所にぴったりだと思います。
 私どもは、このようなロートアイアンによるフルオーダーメイド・ハンドメイドでしか成し得ない製作品をご提供しておりますので、是非ともお声をお掛けください。

 ちなみにこちらのゲートは、大きさが全幅約3.4m、高さが最高部で約2.9mと圧倒的で、これだけでも他ではあまり見ることの出来ない威容を誇ります。
 もちろん大きさだけではありません。当然、邸宅全体で一番最初に目に入るものですから、邸宅の顔となり、ファミリーやゲストをお迎えする一番最初の仕掛けになります。
 そこでこのゲート(門扉、門)のセンター最頂部には、ファミリーのイニシャル「N」をあしらった装飾を戴冠し、ファミリーにしかないオリジナリティを存分に発揮しています。
 家族や、会社、店舗だけのイニシャルや家紋、エンブレムをデザインすることで、まさに唯一無二の存在に昇華することも、フルオーダーメイド・ハンドメイドの最大の醍醐味ではないでしょうか。

 「唯一無二」と言えば、このゲートでは、扉中央部の装飾の中に、梅の花の装飾があしらわれていて、この梅の花も今回のためだけに特別に型から起こして製作したものになります。
 これが、そのオリジナルデザイン・製作の工夫と苦労もあいまって、とても感動するほどの出来栄えになりました。

 また、「工夫」と言えば、日本の狭い国土の事情から、日本独特の敷地形状だと思われます、敷地延長状(=旗状敷地)で、狭い通路の奥に本地があることの悩みをどう解消するか問題に対しても、何とか解決策を工夫しています。
 っと言いますのも、今回もとても大きな邸宅ではありますが、敷地延長状の敷地条件でしたので、通路から本地に接続する部分を出来るだけ幅広く確保する必要がありました。そこで、この巨大な扉を支えるのに必要最小限の門柱幅に抑え、同時に門柱のデザイン性を確保しなければなりませんでしたが、これをわずか17cm四方に設定したものです。
 結果的には、そう言われなければわからないほどに、全体にマッチして、デザイン的に成功したと同時に、目的である通路幅の確保にも成功したと思います。

 同様に、これも日本独特の敷地状況だと思いますが、敷地内でもかなりの高低差がある問題をどう解消するかについても、何とか解決策を工夫しています。
 っと言いますのも、敷地に高低差があって、ゲート(門扉、門)の幅が広い場合、扉が開く先で高低差にぶつかることがあります。これを解消するためには、扉の下のスキマを高低差以上に高く開けておく必要がありますが、そうしますと門扉の見映えが非常に悪い。
 そこで今回は、扉の下部に、もう一つフラップ開閉状の扉を仕込みまして、その扉を上に開くことで、普段はそうとわからなくしたうえで、扉本体の開閉時には扉下部に非常大きなスペースが確保されますので、どれだけ高低差があろうと、問題なく開閉出来るようになるのです。
 また、ご覧の通り、全体デザインが崩れないように配慮していますので、閉まっている時には、そうと言われないとわからないほどになっています。いえ、言われてもわからないかも知れないほどに、上手く収まりました。

 記事:ロートアイアンデザイナーT