直近の、鎌倉のロートアイアンの葉っぱのランプ(外灯、庭園灯)が、おしゃれなデザインで存在感よし、っという記事つながりです。
今回は、以前にもご紹介した港区のロートアイアンの勝手口(裏口)門扉で、中央のメイン扉の両脇に載せた同じデザインの葉っぱのランプ(外灯、庭園灯)が、夕方になって自動点灯したところです。
やはりランプだけに、日中とは異なり別格な雰囲気を醸し出して、勝手口(裏口)ですらこれほど「おしゃれ」になるのか!っと、やっている本人ですらちょっと感動するほどです。
この葉っぱのランプですが、鎌倉の目隠しバージョンの門扉と同様に、この港区の勝手口(裏口)門扉でも共通して装飾としてあしらわれている葉っぱを、デザイン的に合わせるために、ランプにも生かしたものです。
壁掛けタイプに台座を付けたものか、門柱上に設置するタイプの違はありますが。
さて、港区のこの勝手口(裏口)門扉ですが、RC造やブロック造などの構造的な門柱は無いのですが、全幅約1.7mをの空間をただ単に2枚均等に割って両開き門扉とするのではなく、両脇が門柱的に見えるように、中央の大きな扉がメインの扉、右側の小さな扉が子扉、左側はFIXパネルになっています。
そうすることで、両脇の門柱の上にランプが載っている、そんな見せ方にしたかった全体デザインですし、上手くいったように思います。
このように、ランプを門扉やFIXパネル、フェンスの上に取り付けられるのも、ロートアイアンならでは、フルオーダーメイド・ハンドメイドの最大の醍醐味ではないでしょうか。
アルミの工業製品では、不可能です。
この程度でも、この大きさ、太さ、装飾、デザインを誇るランプも、アルミの工業製品にはありません。
もちろん、勝手口(裏口)門扉といえども、高さもランプも含めると最高部で約2.2mあり、日本では一般的なアルミのチープな門扉に比べると、かなりの大きさと太さ、装飾性、デザイン性ではあるのですが。
記事:ロートアイアンデザイナーT