祝!第111回ツール・ド・フランス閉幕!!
昨晩、第21ステージを終えて、あっという間にツールが去っていってしまいました。早くもツール・ロスです。
しかし今年は、例年になく最高に激しい展開のまま、走り切りましたね。
フルームからポガチャルに乗り換えたファンとしては、21日間たまらない展開だったので、さらに興奮冷めやらぬっといった風情です。
ただ、ちょっと謎なのは、皆さんフランスにいるので、そのままオリンピックに突入なんでしょうか。。。
絶対にオリンピックに臨むようなパフォーマンスには回復できないと思いますが、まあ、彼らにとっては金メダルよりツールの頂点の方が上ってことですよね。
今年のツールは、様々な伝説や記録、記憶が誕生しましたが、最終日がパリ・シャンゼリゼでのスプリントステージではなく、モナコからニースへの個人タイムトライアルステージになったのも、史上初だそうです。
写真は、そのスタート地点・モナコにあるホテルドパリと、ゴール地点・ニースにあるネグレスコホテルです。
しかし、何と美しい佇まいなのでしょう!建物のデザインは同系統ですが、いずれも装飾は少し控えめと言えましょう。
それを補って余りある、美しいロートアイアンの巨大キャノピーに、目を奪われます。あたかもロートアイアンのキャノピーを中心にデザインしたかのようです。
そう考えると日本の建物って、デザイン的にとても貧弱だと思いますが、特に貧弱なのは玄関ですよね。いえ、ゲート・門扉・門からのアプローチ全体という方が正しいのかしら。
誤解を恐れずに言えば、貧弱な建物はそのままでも、ロートアイアンのゲート・門扉・門や、このキャノピー、ランプなどを取り付けるだけでも、見た目の印象は劇的に改善します。もはや違う建物かのように、生き生きと輝き始めることでしょう。
皆さまも、是非!
記事:ロートアイアンデザイナーT