自由が丘に新しく誕生する予定のロートアイアンの巨大ゲート(続

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 前回記事に引き続きまして、自由が丘のロートアイアンの巨大ゲートのデザインスケッチ繋がりで、門扉付近を拡大しました部分スケッチも、併せてご紹介します。
 前回記事でご紹介しましたのは、並列2台駐車を想定しました車用のゲートで、8連折れ戸の全開口扉でした。
 この横に、人専用の片開き門扉も計画されていまして、今回はその部分だけを拡大しましたデザインスケッチです。
 (右側の門柱の中や、左上の梁の中は、本来は同じ装飾が続いています。描くのをサボりました。。。スミマセン(苦笑)

 この片開き門扉の両脇の門柱は、スケッチの通り奥行きが感じられる寸法に設定されています。
 っと、申しますのも、道路境界線ギリギリに門扉を取り付けるのは、世界中を見ても、ウサギ小屋と揶揄される極小の日本の住宅だけの事情なのではないでしょうか。あまりに貧相過ぎます。
 やはりアプローチやエントランスは出来るだけ道路から引きを取って、通路を長く確保、その間も様々に飾るのが、豊かな邸宅・別荘・店舗の条件だと思います故に、出来る範囲でデザインさせていただいた次第です。

 このデザインスケッチでは、両側の門柱幅が300mmに対して、奥行きを600mm確保(デザインの兼ね合いもありまして、ちょうど倍の寸法にしました)、片開き門扉の幅は約900mm、高さは開口2900mmに対して、2600mmあります。
 これでも、門扉としては日本ではそう見ることのない、圧巻の大きさだと思います。

 向かって左側の中央付近、黒く塗った部分には、鉄板で成形したボックス状のものを計画していて、ここにポストやサイン、インターホン、電気錠のテンキーなどを組み込む想定です。
 これらも、個々にバラバラ露出していて酷い状態がほとんどだと思いますが、当初からデザインして、すっきりまとめた方がキレイなのは間違いありません。
 何よりも、せっかく苦労して製作したおしゃれでカッコいいロートアイアンの製作品達に、これらが無作為に取り付けられて美しさを失ったら、私どもとしても許せない気持ちになると思うのです。

 また進捗がありましたら、途中経過をご報告させていただきます。

記事:ロートアイアンデザイナーT