自由が丘の、おしゃれでカッコいいロートアイアンの巨大ゲートに、目隠し用のアクリル板を貼ったところ、意外なほど良かったです!
何が良かったか?
まず、もちろん高級住宅街における、一般的な住宅地より重要性の高いプライバシーを確保できたこと。
また、手が中に入らなくなりましたので、セキュリティ性も各段に上昇したと思います。逆に、目線が入らなくなったことで、賊が潜んでいてもわかりづらくなったというデメリットは発生しますが、防犯的にはどちらが優先なのでしょうね。ただ、現代の技術であれば、そのデメリットはセンサーやカメラでカバーできるでしょう。
これらの特徴は、例えば邸宅の前を、ベントレーやフェラーリなどの高級外車を停める高級ガレージとして活用される場合には、より良いものになると思いました。大切な車にいたずらされることも無くなりますし、副次的な効果として、飛来物なども防げます。
目隠しせず、自慢の車を魅せたい場合には。。。透明のアクリル板やガラスを貼るようでしょうか。
何より、高級外車に見合うようなガレージ、シャッター、ゲートを備えている邸宅が、日本中にどれほどあるでしょう。きっと数少ないものと推察します、もったいない。
よく考えたら、例えば前述のベントレーやフェラーリ、それどころでなくロールスロイス、マクラーレン、ランボルギーニ、ポルシェ、アストンマーティン、ブガッティ、パガーニ、ロータス、マセラティ、(もちろん、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディの一部上位車種も)。。。ほぼすべての高級外車は、ヨーロッパのものですよね。ロートアイアンもヨーロッパ由来のものですから、その相性は抜群のはずです。
さて、話を戻しますが、アクリル板で目隠ししたのは、各扉の邸宅側です。このことによって、道路側に見える部分、巨大なフレーミングや装飾、デザインが、より浮き出てロートアイアンそのものを目立たせてくれたことも、良かった点でした。
今回は、ロートアイアンの世界観では直球ど真ん中のクラシカルなデザインで構成しています。
その威容は、おしゃれであり、カッコいい。どちらかと言うと、瀟洒、エレガント、優雅、美しい、絢爛、そんな女性的な印象よりも、伝統や格式の重みを感じ、質実剛健、上質な気品に溢れ、豪華さ、高級感を感じる、そんな男性的な印象の方が強い、しかし何ともバランスの良い美しいデザインに仕上がっています。
これほどの見映えがするゲート・門扉・門が、日本中に、どれほどあるでしょうか、そのことです。
他では全く見ることの出来ない唯一無二のオリジナリティあふれた世界観を醸し出していて、これぞフルオーダーメイドの真骨頂と言えましょう。
まさに邸宅や別荘、店舗の顔として、ゲート(門扉、門)の印象同様に、邸宅や別荘、店舗そのものの価値を上げ、評判を呼びます。
ようやく最終フェーズまで来ましたが、まだまだ細かい工事の最中です。
今回は暖色系の光をバックに撮ってみましたが、白い光バックも印象が違って、どちらが良いのか、なかなか悩ましいところでした。そちらもまたご紹介していきます。
記事:ロートアイアンデザイナーT