DIYブームの今、ホームセンターの違いによって、価格も品揃えもマチマチだって、ご存じでしたか?

常温メッキ材 ローバル

 DIYブームの今、ホームセンターの違いによって、価格も品揃えもマチマチだって、ご存じでしたか?
 私どもは、フルオーダーメイド専門のロートアイアン屋です。
 主にエクステリア(外構)のゲート・門扉・門の他、フェンス、ランプなど、建物に付属してはキャノピーや面格子、フラワーボックス、バルコニー手すりなど、インテリア(内装)の手すりなど、多種多用な工事を行います。
 専門職種で言えば、鉄骨屋、溶接屋、解体屋、斫り屋、アンカー屋、コア抜き屋、基礎屋、型枠屋、配筋屋、左官屋、石屋、タイル屋、塗装屋、シール屋、大工、電気屋、リペア屋。。。とにかく少量多品種で手作りがメインなので、いちいち専門の業者さんを全部呼んでいる場合ではなく、自分達で何とかしなければならないことが多いのです。
 ですから、道具や材料の仕入れも、材料屋さんや建材屋さんにお願いするほどの量ではなく、ホームセンターでちょっとずつ買い込むことがほとんどです。
 ある意味、ホームセンターのプロ、みたいな(苦笑
 東京圏ですので、良く利用させていただくホームセンターは、コーナン(プロ含め)、スーパービバホーム、カインズ(プロ含め)、ユニディ、ジョイフル本田、DCM(主に旧「くろがねや」と「ケイヨーデイツー」)です。
 品揃えに関しては、例えば私どもはロートアイアン屋なので、鉄の素材(フラットバーや板、丸棒(パイプ含め)、角棒(パイプ含め))の購入が主ですが、こうした材料の扱いには、各社・地域・お店で大きな差がありますので、注意が必要です。
 また、ボルト関係の品揃えだったり、塗料の品揃えだったりも、各社・地域・お店で大きな差があります。
 内装関係の方でも、例えば材木の品揃えだったりと、全然違うでしょうね。
 
 そんな中、ざっくりと、同じものだったら各社・地域・お店であっても、値段の違いはそんなにないんだろうな。。。っと、思い込んでいましたが、何かのタイミングで「何これ、すごい高えっ!!」っと、ふと気が付いてしまったことを記事にします。
 あまりにショックでしたので、要注意です。
 それは、常温メッキ材の「ローバル」さんの値段についてなのですが(笑。
 知らねえよ!!って話ですよね。確かに、オタクすぎる話題でスミマセン。。。
 「ローバル」さんは、既に現場に取り付けてしまったものとか、一部だけ補修した箇所とか、もうメッキ工場に持ち込んで溶融亜鉛メッキをすることが困難な場合に、タッチアップ的にその場でメッキを施せる優れものです。
 塗るタイプと、スプレーするタイプがあります。
 画像は、塗るタイプの、1Lもの。
 どの地域の、どのお店とは書きませんが、画像はスーパービバホームのもので、価格は税込3,278円でした。
 この時、ふと気が付いてしまったんです。同日の直前に(別件でホームセンターをハシゴしていましたので)、同じ地域のDCM(旧くろがねや)で同じ物を購入しまして、何か高くない?!っと、うっすら思っていたものですから。 
 その値段が、レシートを元に後で調べると、何と!税込5,280円じゃありませんか!

・【画像】スーパービバホーム ●●店 3,278円
・ジョイフル本田 ●●店 3,498円
・DCM(旧くろがねや) ●●店 5,280円
コーナンでもチェックしたのですが、いくらか忘れてしまいました。。。

 まったく同じものが、37%も違う値段って。。。いまどき、普通、あり得ないと思いませんか?!
 これが、ローバルさんだけでなく、いろいろなものに関してもあり得るとしたら、恐ろしい限りです。
 DCMも、他のものは安いのかも知れません、ここではローバルさんだけに限った感想ですので、ご注意ください。
 前述の品揃え(何に強く、何が無いのか?!)と併せて、ホームセンター各社の違いを、一目でわかるサイトなんかがあれば、きっと人気が出るでしょうね!
 ニッチすぎて、誰も見ないのかな。

記事:ロートアイアンデザイナーT