港区に取り付け中のロートアイアンの門扉が、かわいらしい見映えです

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 港区に取り付け工事中のロートアイアンの門扉(ゲート、門)が、かわいらしい見映えですので、ご紹介させていただきます。

 「かわいらしい」という印象は、誤解のないようにご紹介しないとなりませんが、この邸宅にとっては何個も取り付けるゲートや門扉の中のひとつであって、しかも人目につかない裏口の門扉です。
 それであっても、大きさが全幅約1.7m、高さがランプも含めると最高部で約2.2mあり、日本では一般的なアルミのチープな門扉に比べると、かなりの大きさと太さ、装飾性ではあるのですが。。。
 その他のゲートや門扉が圧倒的過ぎて、この裏口の門扉を見ると、サイズ感的にもデザイン的にも「かわいい」と思えてしまうのです。

 機構的には、中央の大きな扉がメインの扉、右側の小さな扉が子扉、左側はFIXパネルになっています。
 こうしたパネル割りも、意外に重要なデザイン的要素です。

 そして、門扉の装飾に使用した葉っぱを利用して、新しくデザインしたランプも、なかなかに「おしゃれ」に仕上がりました。
 デザインコードを合わせた門扉とランプ、その両方が引き立てあって、全体の見映えが高まっていることが理解できます。
 これもまた、フルオーダーメイド・ハンドメイドの最大の醍醐味ではないでしょうか。

 最後に、このロートアイアンの門扉の周辺には、裏口と言えどもおしゃれに植栽が配されていて、文字通り全体の見映えに花を添えてくれています。
 ロートアイアンはヨーロッパ由来の建材ですが、まさにヨーロッパの街並みや邸宅が美しいのは、ヨーロッパが文化的に植栽を見事なまでに生活に取り入れているからだとも言えます。
 ロートアイアンと植栽は切っても切れないものであり、植栽があるからロートアイアンがより美しく映えるのです。

 記事:ロートアイアンデザイナーT