ロートアイアンの門扉・門・ゲート#002

ロートアイアンの門扉・門・ゲート #002

 港区に誕生しました、珍しい「和」デザインのロートアイアンの巨大な3連門扉が、とても素晴らしい見映えに仕上がりました。
 ヨーロッパ由来の建材であるロートアイアンですが、今回は日本的な「和」デザインをふんだんに取り入れまして、フルオーダーメイド・ハンドメイドでしか成し得ない特徴が、いくつもあります。

 まずそのデザイン面ですが、ロートアイアンの世界観としてはとても珍しく「和」の装飾をふんだんに盛り込みまして、新たな挑戦と言っても過言ではありません。具体的には、「松竹梅」モチーフの装飾デザインが随所にちりばめられています。
 梅の花・実の装飾や、竹の葉の装飾、松の葉の装飾がふんだんにあしらわれていて、これらは今回のためだけに特別に型から起こして製作したものになります。
 それでいて、あまりに「和」に寄らないように、それぞれの扉の中央部や、下部には、本場ヨーロッパのロートアイアンの伝統的な装飾や柄を配置することで、本来の「洋」の雰囲気との中性化に成功しています。
 それらの苦労もあいまって、とても感動するほどの出来映えになりました!
 松の葉の装飾の、パーツ段階(取付前・メッキ処理前・塗装前)の写真を下部に載せますが、隣のオリーブの装飾と併せて、もはや本物を摘んできたカゴのようで、何ともかわいらしいと思いませんか。

 それだけではありません。その大きさも圧巻で、この巨大な3連門扉ですが、2つのラインがTの字で交わっていまして(写真奥のラインは、見えませんが向かって左奥に伸びていっています。)、全長では約9.7mという圧倒的な長さであり、高さは最高部で約2.4mと、どちらにしても圧倒的な威容を誇ります。
 その大きさだけでも、まさに日本一と言えるほどの威容となりますが、オリジナリティ溢れるデザイン性も相まって、他には見たこともない唯一無二の巨大門扉に昇華しています。

 さらには、こちらも新しくデザインしました竹の葉のデザインの照明が、小気味よく5灯連続して配置されていて、全体をより引き立たせると共に、夜も圧倒的な雰囲気を醸し出しています。
 それこそ、高級日本旅館のアプローチの小道にいざなわれるかのようです。
 同様に、下に写真を載せますので、併せてチェックしてください。

 これらの素晴らしい巨大複合門扉やランプのセットであれば、ロートアイアンを採用することが難しかった「和」デザインを旨とする、高級日本旅館、庭園、温泉、日本料理屋、割烹、小料理屋、伝統工芸品、それらの店舗、お店にも使っていただけるものと思います。
 これこそ、フルオーダーメイド・ハンドメイドの醍醐味です。

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