ロートアイアンの門扉・門・ゲート　＃０１７

　ロートアイアンの門扉・門・ゲート＃０１７は、ロートアイアン伝統の代表的な定番デザインのひとつ、植物のツタをモチーフにした装飾を、全体的に自由かつ大胆に展開したデザインです。
　それでいて、建物本体が少しかっちりとしたイメージでしたので、それに合わせて、フレームを四方に二重に回し、下部を鏡割りして縦格子ベースのデザインにしたことで、門扉にも少しかっちりとした印象を加えることに成功しています。
　これによって、とても華やかな印象と、それでいてエレガントでもあり、瀟洒、上品な気品を感じさせながらも、派手さや自由さを少し抑えめにして、建物に合った大人で都会的なデザインにまとまりました。
　特筆すべきは、ツタをモチーフにした自由かつ大胆に展開された装飾部分で、オーナー様の家紋である「丸に橘」紋をアレンジしたデザインであることです。デフォルメし過ぎてご家族様にしかわからなくなっていますが、それがまさに狙い通りであり、他では見ることの出来ない唯一無二のオリジナリティあふれた世界観を演出しています。
　これぞ、まさにフルオーダーメイド、ハンドメイドの神髄といえるでしょう。